ビジネスで利益を出すために必要なニーズとウォンツの違いと考え方!!

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ビジネスをしていく上でしっかりと理解しておかなければいけないのが、消費者にあるニーズとウォンツという概念です。

 

この点をハッキリと理解すれば、どういったビジネス展開をしていけばいいのか、自分の取るべき戦略は何なのかという事が分かってきます。

 

今回はマーケティングに必要な、このニーズとウォンツの違いについて説明していきたいと思います。

 

ニーズ

まずニーズというのは『需要』や『必要なもの』といった意味で、言い換えれば生活必需品。

 

一般的なスーパーで売っている、食料品、衣料品、歯ブラシ、シャンプー、ティッシュペーパーなどがこれにあたります。

 

この生活必需品は節約の対象にされ、とにかく価格の安いものが選ばれる傾向にあります。

 

その証拠に町のディスカウントショップや、スーパーのセールには多くの人が訪れ、少しでも安く購入しようと、開店前から行列ができる事もあります。

 

1円でも安く買えるならそれにこしたことはなく、役割さえ果たせば種類やブランドなどは何でもいいというのが生活必需品(ニーズ)です。

 

ウォンツ

一方のウォンツは『欲しいもの』。

 

役割を果たせば種類やブランドなどは何でもいいという事はなく、このブランドの、この商品でなければいけないというものです。

 

ウォンツとは言い換えれば『嗜好品』。

 

なので、その商品を手に入れ、自分のステータスを上げるという効果があるため、安ければいいというものではありません。

 

生活必需品とは異なり、希少価値があり、高価なものほど所有欲が満たされます。

 

ビジネスマンに必須のアイテムであるスーツを例にとっても、ある人はスーツは消耗品なので安ければいいと考えて、1着10000円のスーツを買います。

 

しかし、ある人はスーツは自分を印象づけるための必須アイテムと考えて、1着数十万円のブランドスーツを買います。

 

シャンプーは消耗品なので髪が洗えれば何でもいいと考えている人はドラッグストアーで販売している安価で一般的なシャンプーを使用しますが、シャンプーは髪をきれいに保つために必要なものと考える人は通販でしか買えない高価なサロン専用のシャンプーを使います。

 

このようにウォンツはニーズよりも強い欲求になり、自分の理想をかなえるためにはこの商品でなければいけないという事になります。

 

そしてそのウォンツに属するのが嗜好品や贅沢品と言われる商品です。

 

パソコンのMACもウォンツに属する商品ですよね。

 

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ビジネスをする立場から

では消費者としてではなく、商品やサービスを売る側からしたらどちらのお客さんをターゲットにしたらいいのでしょうか?

 

例えば中古車販売店に来るお客さんを例に挙げると、

 

「とりあえず走れば何でもいいんで、安い車ありますか?」⇒ニーズ

 

「BMWの320iMスポーツの黒を探しているんですけど。」⇒ウォンツ

 

上記の中古車販売店の例だと、ニーズのお客さんは他店とも比較してとにかく安いところで車を買おうとします。

 

一方のウォンツのお客さんは商品があれば、値段が高くてもかなりの高確率で購入する可能性があります。

 

この場合だとほとんどの人が後者のお客さんを相手にするハズです。

 

こう考えると、自分がビジネスをする場合、取り扱う商品は『ニーズ』ではなく『ウォンツ』の部類に入るものを選ぶべきです。

 

そうすれば、利益を減らす価格競争に巻き込まれることもなく、利益をしっかりとれるビジネスをすることができます。

 

そして、そもそもこれから生活必需品のようなニーズに属する商品やサービスでビジネスをするのは難しくなってきます。

 

競争が激しく、薄利多売という方法を取ることになるのですが、これは資金力のある大手だからできるスタイルです。

 

なので、個人やスモールビジネスを行う以上は、これでなければいけないという『ウォンツ』に属するサービスや商品を念頭に置いて置くようにしましょう。