知らないと恥をかく『お客様は神様です』の本当の意味!!

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お店などで店員さんに対する態度の悪いお客さんを見かけることってありますよね。

 

こういった人たちの頭の中には『お客様は神様だ』という概念があり、お客は店員より立場が上だから文句は言えないだろうと、横柄な態度や物言いをします。

 

でも、本来お客さんと店員(お店)の関係というのはお金と商品(サービス)の等価交換をするだけで、上下関係にはありません。

 

『その商品が欲しいから売って。』

 

『じゃあ、1000円札と交換ね。』

 

といった感じで、お客さんとお店(店員)というのは全く対等な立場です。

 

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それが、最近はサービス過剰になって、お客さんを神様のように持ち上げるため、お客の方が『自分の方が立場が上なんだ』と勘違いするようになってきています。

 

しかも、そもそも『お客様は神様です』という言葉の『お客様』というのは、商店や飲食店のお客さんを表しているのではありません。

 

『お客様は神様です』という言葉の本当の意味を知らずに間違った使い方をしてしまうと、めちゃくちゃ恥をかいてしまうので注意しましょう。

 

お客様は神様ですの本当の意味

お客様は神様ですという名言を作ったのは歌手の三波春夫さん。

 

実は三波さんの公式サイトでも『お客様は神様です』という言葉が本来の意味とは違った使い方をされている事を憂いている文章を見ることができます。

 

ではどういった意味でこの言葉を使ったのでしょうか?

 

三波さんは

『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです』

引用:三波春夫オフィシャルサイト

 

と語っています。

 

つまり、この言葉で言う「お客様」とは、歌を聞きに来ている聴衆やオーディエンスのこと。

 

飲食店やお店に来るお客さんの事ではないんですね。

 

それが言葉だけが独り歩きして、『お客様=神様=店員より立場が上』というような解釈になったようです。

 

なので、上記のような意味で『お客様は神様です』という言葉を使っている人は、けっこう恥ずかしい事になってます。

 

この言葉を誤解して、考え違いをした質の悪いお客さんになってしまわないように気をつけましょうね(笑)。

 

質の悪いお客

今回はなぜこの事を話題にしたかというと、先日まさにこの勘違いをしているお客さんを見かけたからです。

 

先日プリンターのインクが切れたため、近所の家電量販店に買いに行った時の事。

 

プリンターインクを探していると、突然大きな声が聞こえてきました。

 

状況を見るに、どうやら店員とお客さんがプリンターの値段のことで話をしている様子。

 

お客『もうちょっと頑張れるだろ~!!』

店員『すいません、これ以上は無理です・・』

お客『いいから上に聞いてこいよ!! 聞くだけはタダだろうが!!』

 

そう言われて、上司に確認しに行く店員さん。

 

しばらくして戻ってきて。

 

店員『すみません、お客様。 やはりこれ以上は無理です。』

 

それを聞いたお客は

 

お客『いやいや、まだいけるだろ~。 誰に確認したんだよ?』

店員『しゅ、主任です・・・』

お客『じゃあ、もっと上のに聞いてこい。』

店員『いや、お客様。これ以上は無理・・』

お客『いいから、もっと上に聞いてこいよ!! 聞くだけはタダだろうが!!』

店員『・・・・・・(半泣き状態)』

 

これ、自分が店員さんの立場だったらどうですか?

 

文字にしてしまうとそうでもないかもしれませんが、高圧的な言い方は聞くに堪えかねるものがありました。

 

大手の家電量販店だから店員さんも対応してくれるものの、個人営業のお店なら『二度と来るな!!』と、追い返されているレベルのお客さんですよね。

 

このお客さんが『お客様は神様だろ』と言ったかどうかは分かりませんが、こうはなりたくないという反面教師になってくれました。

 

そしてこう思った

この出来事に遭遇してから、1つ自分の中に芽生えた思いがあります。

 

それは、こういった質の悪いお客さんは相手にしないでいいビジネスをするという事。

 

ハッキリ言うと、大きな利益をもたらす訳ではないのに、手間や精神的疲労だけはかかるというクレーマー・くれくれ気質の人達を相手にしないという事です。

 

こういったお客さんを相手にするのは本当に時間の無駄です。

 

きつい言い方をしてしまうと、値引きばかり要求して、商品やサービスを提供しても儲けにならないのであれば、その人たちはお客さんとも呼べないのかもしれません。

 

自分でビジネスをやる以上は、しっかりと付き合うお客さんを選ばないといけません。

 

自分の経験からも、これが本当に重要だと思うんですよね。

 

ネットの台頭もあり、これからは安値至上主義のお客さんが増えてくると感じているのですが、だからこそ値段だけで勝負するのではなく、どうしても自分から買いたいと思わせるだけの付加価値をつけてく必要があります。

 

そもそも、付加価値を付けることができなければ利益を出すのが難しくなってくるでしょう。

 

その事をよく考えてビジネスをしていこうと思いました。

 

少なくとも、『お客様は神様』という言葉を間違った理解している人には振り回されないようにしましょう(笑)。