先日、兵庫県神戸市にある谷上で1週間の一人合宿をしてきました。
目的は自分会議をすること。
「仕事は上手くいっているのになぜか充足感がない・・・。」そんな感覚があったので、普段とは違う環境で自分に色々な質問をしながらこれからの自分について考えてみました。
結論から先にお伝えすると、一人合宿は大成功。
- なぜ仕事がうまく行っても、それに比例して幸福感が上がらないのか?
- いつも漠然とした不安があるのは何故?
- どうしていつも同じような失敗を繰り返すの?
- 自分が本当にやりたいことは何?
など、色々な理由が分かるようになりました。
なので、
- 最近ゆっくりする時間が取れてない・・。
- 現状に不満はないけど何となく楽しくない・・。
- このままでいいのかという漠然とした不安がある・・。
- 自分の将来について真剣に考えたい・・。
という人に一人合宿はおすすめ。
普段いる場所から離れて一人になる時間を作るだけでたくさんの気づきがあります。
また、一人合宿をする場合は場所選びも大切で、今回合宿を行った谷上が自然に囲まれていて、インスピレーションがとても湧きやすい場所というのも大きかったと思います。

今回は下記のキャンペーンを利用して、「.me」というワークスペースと「谷上の家」という宿泊場所を利用させてもらいました。
詳細はこちら→谷上プロジェクト公式ブログ
- ゆっくり自分と向き合う時間がとれる合宿所「谷上の家」
- 集中して作業ができるワークスペース「.me」
- 仕事の疲れを回復できる「有馬温泉」
- リフレッシュ効果バツグンの「掬星台(きくせいだい)展望台」の夜景
など、谷上にはONとOFFの切り替えに便利なスポットが沢山あります。
今回は谷上での一人合宿の様子をお伝えするので、一人合宿や自分会議に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
一人合宿をしようと思った理由
僕は普段、自宅やコワーキングスペースで仕事をしているのですが、同じ場所で作業をしていると目の前のタスクをこなすことだけに集中してしまいがち。
その結果、「仕事は順調で収益は増えているんだけど、幸福度は今までと大して変わらない・・」という状態になっていました。
「現状に不満はない・・・。」
「むしろそれなりに満足している・・・。」
「だけどなんか違う・・・。」
という感覚。
「自分がやりたいこととやっていることズレてるんだろうな~」というのをなんとなく感じていました。
「7つの習慣」でいうところの、左上の「緊急かつ重要なこと」ばかりをしていて、右上の「重要だけど緊急じゃないこと」を後回しにしてしまっている状況ですね。
緊急 | 緊急でない | |
---|---|---|
重要 | ①やらないと損失があること
|
②将来のへの備えや計画
|
重要でない | ③重要でない雑務
|
④時間の浪費
|
つまり、「重要だけど緊急じゃないこと=やりがい(幸福度)に関すること」に取り組む時間が足りてないということです。
「じゃあ、自分が本当にやりたいこと、充足感を感じることってなんだろう?」
「・・・・・・分からん。」
ということで、一度自分とゆっくり向き合ってみる時間を作ろうと思いました。
ただ、自分のことを考えるのって思った以上にエネルギーを使います。
「いつもいる場所じゃ絶対に集中できない・・・。」
それなら場所の力を借りるしかないと思って、決めたのが谷上での一人合宿です。
谷上ってどんな場所?
谷上というのは兵庫県神戸市にある街の名前。
周囲を山に囲まれていてしっかりと自然を感じることのできる場所です。
新神戸からは1駅。
三ノ宮駅からも2駅で所要時間は10分くらい。
一言でいうと「都会の良さ」と「田舎の良さ」の丁度良いバランスを持った街ですね。
有馬温泉までも電車で15分なので、疲れたら温泉でゆっくりと頭と体を休めることもできます。
しかも、近くには日本三大夜景の1つに数えられる摩耶山(まやさん)の展望台も。
僕は子供の頃から野山を駆け回って育ったので、基本的には近くに自然がないとエネルギーが充電できないタイプ。
なので、谷上の環境はとても自分に合っていました。
ワークスペース「.me(ドットミー)」が一人合宿の拠点!
今回、一人合宿の拠点にさせてもらったのが「.me(ドットミー)」という場所。
「.me」は谷上駅にあるおしゃれなワークスペースです。
店内は外を見ながら作業ができる明るいスペースと、
少しライトダウンされて作業するのに丁度良いスペースに分かれています。
1ドリンク500円で1時間というようにカフェのような感じで利用もできますが、2,000円で終日利用をすることもできます。
月額メンバー利用もできるので詳しくは公式ページで確認してください。
→「.me」公式ページはこちら

今、谷上では「谷上プロジェクト」という「挑戦と変化を求める人」「起業したい人や志のある人」のコミュニティが作られています。
スタッフさんもそれぞれ本職を持たれている方なので、いろいろな話題で話が弾みます。
合宿をした谷上の家って?
そして、今回合宿させてもらったのは「.me」から徒歩5分くらいの場所にある「谷上の家」。
谷上の家は「.me」から見える目の前の山を少し登ったところにあります。
「谷上の家」という名前の通り住宅街の中にある普通の民家なのですが、ここを合宿所として借りることができました。

今回利用したキャンペーンはこちら。
→谷上プロジェクトのブログ
もちろんWi-Fiを完備しているのでパソコンで作業も可能。
ホワイトボードもあるので、頭の中のことを思う存分書き出すこともできます。
テレビなどの無駄なものが一切ないので、流れる時間が本当にゆっくり。
僕はここに座ってひたすら頭の中のことをアウトプットしていました。
一人合宿では何をしたの?自分会議で行ったこと!
今回の自分会議の議題は「自分は本当は何がやりたいの?何をすれば充足感を感じるの?」ということ。
それには自分の深い部分まで掘り下げる必要があると思ったので、「ワーク形式」の本を持ち込んでひたすら自分の頭の中のことを書き出しました。
そして書き出したことを元に、自分自身がインタビュアーとなって色々な質問を投げかけていきます。
↑こんな感じでひたすらノートに書き出す↑
自分に投げかけた質問の一例としてはこんな感じ。
- 5年後に今の状況が続いていたらどう?満足ならOK!嫌なら何を変えないといけない?
- 10年後にはどうなってたいの?仕事は?収入は?パートナーは?
- 将来やりたいことの中にある〇〇は本当にはやるの?やるとしたらいつまでにやるの?
- やらなかったことを後で後悔しない?
- 新しいことに挑戦するために無収入になったとして、どれくらいの期間生活できる?
- そもそも今の生活を維持するために必要な最低限の収入っていくら?そしていくらあれば満足?
- 新しいことに挑戦できない理由は何?どんな不安があるの?
- 過去を振り返ると同じような失敗を繰り返してない?その失敗の原因は何?
- 現状で満足していることは?逆に不足してると思ってることは?
- 一緒にいて心強いor楽しいor感謝してる人は誰?
- 憧れている人、こんなふうになりたいと思っている人は誰?
- その人のどんな部分に惹かれてそう思ってる?その人みたいになれると思う?
など、はたから見たらちょっとヤバい奴なんじゃないかと思われるような内容も真面目に考えていきました。
こういったワーク系の本はあまり活用してこなかったのですが、やってみると気づきが沢山。
改めて10年後の理想の姿をイメージしてみると、今やってることの延長線上に理想の姿がないことが分かりました。
そうなると、どれだけ頑張っても充足感が得られないのは当たり前ですよね(笑)
さらに、自分には「物事が順調に進みすぎると不安になって無意識にブレーキをかける」クセがあることも分かりました。
つまり、コンフォートゾーンがまだまだ狭い(低い)ということ。

コンフォートゾーンというのは自分が居心地がいいと感じる領域のこと。
学校のテストに例えると、コンフォートゾーンが
【80点〜100点の人】→80点以下になるとやばいと思って勉強して、常にこの状態をキープ。
【50点〜60点の人】→50点以下になるとやばいと思って勉強する。運良く80点を取ることがあっても満足して勉強しなくなり、また50点〜60点まで戻るというようなイメージです。
「物事が上手く進みすぎると居心地が悪い=無意識でほどほどの結果が1番だと思っている」ことに気づけたのは大きな収穫でした。
この結果を含めてこれからやることをじっくりと考察。
優先順位の高い順に書き出していきます。
「間違った地図を見ていたら2倍の努力をしても間違った場所に2倍の速さでたどり着くだけ」という言葉があるように、軸が決まってないと努力したことが無駄になってしまいます。
そう考えると一人合宿で自分の課題が明確になったのはとても大きかったです。
自分会議をしてみると頭の中の色々な思いをしっかりと「見える化」することができます。
なので、現状にちょっとした行き詰まりを感じていたり、充足感がないという人に一人合宿&自分会議はおすすめです。

ちなみに合宿中の1日のスケジュールはこんな感じでした。
【8:00~】谷上の家で読書&ワーク
【10:00~】「.me」で作業
【13:00〜】ランチタイム
【19:00~】温泉へGO
【20:00~】展望台でボ~ッとする
【21:00~】読書&ワーク
【23:00】就寝zzz
谷上周辺の飲食店や近くの温泉を紹介
ここからは谷上で一人合宿をした時に訪れたおすすめのお店や温泉を紹介していきます。
「一人合宿に谷上を使ってみてもいいかな?」と思った方は参考にしてください。
谷上で一人ランチができるお店を紹介
合宿場所を選ぶ際に重要なのが、1人でもご飯を食べれるお店があるのかということ。
黙っていてもお腹は減るので、1人でも入りやすい飲食店があるかどうかはとても重要なポイントです。
ただ、谷上ならこの心配は全く不要。
イタリアンから中華、うどんや定食屋さんまでランチのお店は選び放題です。
特にこのお店のパスタは美味しくて、一人でも普通に入れる雰囲気なのでおすすめです。
さらに「.me」から歩いて2〜3分の場所にあるお好み焼き屋さん。
夕食メニューだけでなく、ランチメニューも充実しています。
ハーフサイズのお好み焼きが2種類とご飯。
それにお味噌汁とサラダがついて800円はお手頃価格。
焼きそばもお好み焼きもペロッといけます。
そして、「.me」の隣にある「実家」というお店。
女性2人で切り盛りされているようで盛り付けもおしゃれ。
頂いた鶏の柚子胡椒炒めがとても美味しかったです。
あと、「.me」から谷上の家に向かう途中にあるこの中華料理屋さんもおすすめ。
とても丁寧な接客で、1人でもあたたかく迎え入れてもらえます。
基本的に谷上の飲食店は接客が丁寧で、感じが良いお店が多いです。
お酒が飲めるお店もいっぱいあるので、お酒好きな人もお店選びで困ることはないと思います。
疲れたらリフレッシュ!15分で行ける3ヶ所の天然温泉
谷上の凄いところは、電車やバスで15分の圏内にたくさんの天然温泉があること。
仕事終わりに温泉に入っている時に、ちょっとしたアイデアが浮かんでくることがよくあったので、頭を使った後はしっかりと緩めてあげるのがおすすめです。
有馬温泉
まず、谷上から行ける温泉で一番有名なのが有馬温泉。
電車に乗れば15分で有馬温泉に着きます。
有馬温泉は何と言っても温泉街の雰囲気が◎。
ぶらぶら散歩してるだけでも、色々なインスピレーションが湧いてきます。
「金の湯」をはじめ日帰り入浴できる温泉も多いので、日替わりで楽しむことができます。
すずらんの湯
知名度と雰囲気は有馬温泉に負けてしまいますが、それでも谷上周辺には素敵な温泉がたくさんあります。
この「すずらんの湯」もそんな温泉の1つ。
本数は少ないですが谷上駅から無料送迎バスが出ているので20分程度で行くことができます。
すずらんの湯の特徴は自然に囲まれた露天風呂が沢山あること。
目の前がすぐ山で自然との距離が近いので、森林浴をしながら温泉に入っているような感じです。
画像引用:すずらんの湯公式ページ
入湯料の中にバスタオルとフェイスタオルの貸し出し料金が含まれているので、少ない荷物で行けるのも嬉しいポイント。
シャワーの水圧も強めなので、「温泉のシャワーの水圧弱すぎない?問題」もクリアしています。
銀河の湯 天空温泉
そして個人的に一番おすすめなのが谷上駅から15分くらいの場所にある「銀河の湯」。
「すずらんの湯」と同じように谷上駅から無料の送迎バスが出ています。
銀河の湯は山の上にある温泉なので眺望が抜群。
広い空を眺めながら温泉に入ることができます。
お客さんも比較的少ないので、ゆっくりと温泉に浸かりたいという人におすすめです。
画像引用:銀河の湯公式ページ
日本三大夜景の摩耶山も車で30分
「悩み事がある時には高い山や展望台に上ると良いよ。」
これは何かの本で読んだのですが、高い場所に登って街を見下ろすと自分の悩み事がちっぽけに思えてくるという意味だったと思います。
この言葉を思い出したのが摩耶山の掬星台(きくせいだい)という展望台に登った時。
掬星台展望台は谷上から車で30分くらいなので、作業に疲れた時にフラッと立ち寄ってみることができます。
掬星台は日本3大夜景に選ばれている場所で、神戸や大阪市街が一望。
展望台に登ってボ〜ッと夜景を眺めているのも良いもの。
物事に煮詰まったり、頭の中をリフレッシュさせたい時なんかにおすすめです。
まとめ
今回は谷上で一人合宿(自分会議)をしてきた内容を紹介しました。
一人合宿は「ゆっくりと将来のことについて考えたい」という人におすすめ。
自分会議をすると、自分の課題や問題点がどんどん明確になってきます。
正直、集中できるのであれば場所はどこでも良いと思います。
ただ、適度に自然があって作業に集中でき、温泉などのリフレッシュスポットがある方がインスピレーションも湧きやすいです。
そう考えると谷上はとても良い条件が揃っているので、近くの方は利用してみると作業も捗りますよ。
今回利用させてもらったキャンペーンについては下記のページを参考にしてください。
詳細はこちら→谷上プロジェクト公式ページ
編集後記
実は谷上に行く前にGoogleのアップデートがあり、運営しているサイトが少なからずダメージを受けていました。
そのため今回の一人合宿中には「本当に今のままで大丈夫なのかな?」というネガティブな感情も少しだけありました。
そんな時、車で近くのスーパーに買い物に行く途中にボーッとしてしまい、間違えて「新神戸トンネル」に入ってしまいました。
新神戸トンネルの入り口は一方通行で、高速道路のように料金所があるので途中で引き返すことができません。
「うわ〜やってもうた・・・。」
それでも勇気を出して料金所のおじさんに「すいません、間違えて入っちゃんたんですけどUターンとかできませんか?」と聞いてみました。
するとおじさんは「ごめんね。引き返すことはできないんだよ。この道をまっすぐ進むしかないんだよ。」と答えてくれました。
「この道をまっすぐ進むしかない・・・。」
これが谷上で一番印象的だったメッセージ。
もしかすると、あの人は料金所のおじさんの姿をした、実はなんかすごい人だったのかもしれない・・・。