永久脱毛と呼ばれ人気の高い医療レーザー脱毛。
毎日のヒゲ剃りの苦しみから開放され、青々としたヒゲ面と決別するために最適な方法ですが、1つだけ大きな欠点があります。
それはレーザー照射の際にかなりの痛みを伴うということ。
痛みには個人差があるといいますが、ハッキリ言ってメチャクチャ痛いです。
そこで利用する人が多いのが、肌に塗って使用するタイプの麻酔クリーム。
ただ、実際にこの麻酔クリームは、どのくらい痛みを軽減する効果があるのでしょうか?
今回はヒゲ脱毛を10回以上受けている筆者がヒゲ脱毛に使われる麻酔クリームの効果について解説します。
医療レーザー脱毛の痛み
僕は、過去に2つのクリニックで医療レーザー脱毛を経験していますが、レーザー照射時の痛みは結構ハンパない痛さです。
よく医療レーザー脱毛の痛さを表現するのに「輪ゴムで弾かれた程度の痛み」という言葉が使われますが、僕からしたらあれは完全にウソ。
エステの光脱毛などは経験したことがないので分かりませんが、医療レーザー脱毛(永久脱毛)の痛みに関しては、ある程度覚悟しておいたほうがいいです。
普段感じる痛みの種類ではないので、非常に表現が難しいのですが、
- 思いっきりビンタされた時のような痛み
- エアガンを至近距離から撃たれるような痛み
- きしめんみたいな超強力なゴムを弾かれた痛み
という感じです。
しかも、この痛みは肌の表面で感じるのではなく、毛根がある皮膚の奥で感じる痛みなので、今まで味わったことのないような感覚になります。
僕は別料金になることもあって麻酔は使わずに脱毛を続けるつもりでした。
ただ、1回目があまりにも激痛すぎたので、麻酔がどれくらい痛みの軽減に効果があるのかを調べるために、2回目はあえてクリームタイプの麻酔を使ってみることにしました。
実際に麻酔クリームを使ってみた
ほとんどのクリニックがそうだと思いますが、基本的に麻酔を使用する際は別料金となります。
メンズリゼも例外ではなく、電話予約の際に麻酔を使う旨を伝えておいて、実際にレーザーを当てる時間より1時間程度早くクリニックに着くようにします。
コレは麻酔を塗ってから効果が出るまでに30分くらいの時間が必要なため。
受付で麻酔クリーム代3,300円(税込)を支払って麻酔の説明を受けたら、自分で麻酔クリームをまんべんなく脱毛する部分に塗ります。
使用した麻酔クリームはエムラクリーム。
皮膚の感覚を麻痺させてレーザー照射時の痛みを緩和させる効果があるクリームで、ゴリラクリニックでも同じものを使用していました。
ただ、スタッフさんの話によると、この麻酔クリームを使う際には注意点があって、皮膚の弱い人はこのクリームを塗るだけで皮膚に赤みが出てしまうことがあるそうです。
そうなると、その場合はその日のレーザーの照射はできないとのこと。
もし赤みが出たら、わざわざ街まで来て3240円を払って肌のコンディションを悪くして帰るという、何とも悲惨な状況になってしまいます・・。
麻酔クリームを塗り終わったら顔にサランラップを巻き、その上からマスクをするという絶対に知り合いの女の子には見られたくない格好で30分待機。
そして、30分後に麻酔を拭き取ってもらいます。
すると、何と麻酔を塗った部分の肌が真っ赤・・・。
鏡を渡されて自分で確認してみても、見事な赤~ピンク色。
僕の肌は麻酔の刺激に耐えられなかったようです・・・。
スタッフさんとの間に何とも気まずい空気が漂う中、「お金だけ払って肌に赤みを作り、何もしないまま帰らないといけない=タダのマヌケ。」そんな考えだけが頭の中でリピートされます。
しかし、そんな静寂を切り裂いて「ああ、赤みがひいてきましたね。」という何とも嬉しい一言。
麻酔を拭き取って2~3分くらいすると、僕の肌は驚異的な回復を見せ、見事に元通りの状態になってくれました。
「神様ありがとう。」
一時は麻酔クリームの影響で脱毛中断かと思われましたが、何とか持ち直して脱毛が可能になりました。
麻酔クリームで痛みは無くなるのか?
そして実際にレーザーをあててみると、1発目から3発目までは痛みがない。
「よおっしゃぁぁぁぁぁ~~~」と心の中で思った次の瞬間、
「ピー、パチッ」←レーザーの発射音
「痛たっ」
「ピー、パチッ」
「痛い」
「ピー、パチッ」
「メッチャ痛いぃぃぃい~~~」
結論をお伝えすると、僕の場合は麻酔クリームではレザー照射の痛みを和らげることができませんでした。
ハッキリ言って、麻酔クリーム塗っても「全然、普通に痛いです。」
もちろん個人差や何回目の脱毛かによっても痛みの度合いは変わってくると思います。
でも、基本的に麻酔クリームは塗っても塗らなくても大差はないので、ハッキリ言ってお金の無駄です。
ヒゲ脱毛の痛みは決して我慢できないものではないので、大して効果のないものにお金を払うくらいなら歯を食いしばって耐える。
それが僕がたどり着いた答えです(笑)。
どうしても痛みが不安な人には笑気麻酔がおすすめ
という訳で、麻酔クリームを塗ってもレーザー照射時は痛い。
コレが僕の中の結論です。
では、「痛いのは嫌だけどヒゲは脱毛したい・・・」という人はどうすればいいのでしょうか?
その場合には、麻酔クリームではなく笑気ガス麻酔を使うのがおすすめです。
笑気ガスは鼻から特殊なガスを吸うことで、お酒に酔ったような感覚になる麻酔のことです。

意識がボーッとするので、
「ああ~、なんか痛いな~。」
「レーザー照射されてるなぁ〜。」
という感じになります。
麻酔クリームが体に作用する麻酔であるとしたら、笑気麻酔は痛みを感じる頭の働きを鈍くするようなイメージです。
この辺りは文章での説明が難しいので、無料カウンセリングなどで確認してみてください。
結論としては麻酔クリームはヒゲ脱毛の痛みを軽減する効果は小さく、それよりは笑気麻酔の方が全然おすすめということです。
笑気麻酔を取り扱っている脱毛クリニックは?
では、笑気麻酔はどの脱毛クリニックで取り扱っているのでしょうか?
僕はゴリラクリニック、メンズリゼ、湘南美容クリニックの3つのクリニックでヒゲ脱毛を受けましたが、この中でメニューの中に笑気麻酔が含まれていたのはゴリラクリニックとメンズリゼです。
【ゴリラクリニックの麻酔の詳細】

【メンズリゼ の麻酔の詳細】

どちらのクリニックも無料カウンセリングを受けた時に、麻酔についてもとても丁寧に説明してもらえました。
料金は麻酔クリームも笑気麻酔も同じ3,300円(税込)。
なので、痛みが不安な人は、まずゴリラクリニックやメンズリゼの無料カウンセリングで麻酔について聞いてみるのがおすすめです。
カウンセリングを受けたからといって、強引に勧誘されることはないので、直接お医者さんに肌の状態をみてもらいながら痛みについて相談すれば不安はスグに解決します。
ゴリラクリニックもメンズリゼも、カウンセリング時に強引な勧誘や営業をしないということをホームページ上に明記しています。
実際に僕もカウンセリングを受けましたが、強引に契約させられるということはないので安心してください。
ヒゲ脱毛時の激痛に対するメンタルコントロール
という訳で、僕の中では「麻酔クリームを塗ってもヒゲ脱毛は痛い」というのが結論です。
正直、痛いのは痛いですが、ヒゲ脱毛の時間は15分程度なので、麻酔クリーム無しでも耐えようと思えば耐えられます。
実際に僕は麻酔なしで脱毛していますし、脱毛の回数を重ねればヒゲ自体が薄くなって痛みもどんどん少なくなってくるのでそれまでの辛抱です。
それでも心配な人は麻酔クリームより笑気麻酔を使うのがおすすめです。
痛みを克服するポイントをアドバイスさせてもらうと、脱毛中に痛みにばかり意識を向けていると途中で心が折れてしまいます。
なので、ヒゲがなくなって女の子にモテモテになっている自分や、自信がついて若々しく活動している自分の姿を思い浮かべるようにしましょう。
「この15分間の痛みに耐えれば爽やかで若々しい自分になれる。」
「ヒゲがなくなってコンプレックスが解消されれば自信を取り戻して女の子にモテるようになる。」
こういった方向に意識を持っていって、痛みから意識をそらせば我慢できます。
これが痛みを軽減する唯一のポイントです。
「そんなの無理!痛いのは嫌だ!」
「少しでも痛みを少なくしたい。」
という人は、ゴリラクリニックやメンズリゼなど、笑気麻酔を取り扱っているクリニックで脱毛をするのがおすすめ。
まずは無料カウンセリングを受けてみて、自分に合ったクリニックを選ぶのがいいと思います。