WordPressをアップグレード(更新)したいのに、「WordPress 5.●.● は PHP 5.6.20 以降を必要とするため、更新を実行できません」という表示が出て困っていませんか?
これは文字通り古いバージョンのPHPを使っているからで、契約しているサーバーで【PHPのバージョンの切り替え】をすることで解決できます。
バージョンの切替えには費用もかからないし、設定も3分くらいで終わるのでとても簡単です。
今回はエックスサーバーでPHPのベージョンを切り替える方法を解説します。
WordPressが5.0に変更できずに困っている方は参考にしてください。
WordPressがアップグレードできない理由
WordPressで運営しているサイトを【WordPress5.0】に更新しようと思ったら、
「WordPress 5.2.2 は PHP 5.6.20 以降を必要とするため、更新を実行できません。現在稼働しているバージョンは 5.3.3 です。」
という表示が出て更新できないようになっていました。
調べてみると、これはWordPressがPHP5.5までのサポートを終了したためとのこと。
つまり、「PHPを5.6以降に更新してくれないとWordPressのアップグレードができないよ~」という状況になっている訳です。
2016年くらいに作ったサイトがある人はこの表示が出ているのではないかと思います。
最初は

でも、PHPってどうやって変更するの・・・?難しい設定とかめんどくさいよ・・
と思いましたが手続きは簡単に終了します。
ざっくり言うと、WordPressのプラグインを最新版に更新して、エックスサーバーで数クリックするだけ。
手順通りに進めてもらえば難しいことはないので、ここから先を読みながら落ち着いて作業を進めてみてくだい。
PHPの切替え方法(エックスサーバー編)
PHPの切替えに入る前に、WordPressのプラグインを最新版に更新しておきましょう。
更新が終わったらエックスサーバーの【サーバーパネル】へ進みます。
対象のドメインを選択して【PHP.ver 切替】をクリックしてください。

すると左側に現在のPHPのバージョン。
右側に変更後のバージョンが表示されます。

右側のプルダウンタブをクリックして推奨されている最新のPHPのバージョンを選びましょう。

【変更】ボタンをクリックすればPHPが最新版に切替わっています。

どうですか?簡単ですよね?
これでPHPが最新になったので、WordPressの更新(アップグレード)が可能になります。

当サイトはこの作業でトラブルなどなく簡単に切替えができました。
ただ、プラグインなどの兼ね合いでエラーが出てしまうことも考えられるので、作業をする前にかならずバックアップを取るようにしてください。
PHPのバージョンが原因でWordPressが更新できない時の解決方法まとめ
WordPressがアップグレードができないのはPHPのバージョンが古いの原因です。
そこで契約しているサーバーを経由してPHPのバージョンアップを行いましょう。
ざっくりと手順を紹介すると、下記の3ステップです。
- WordPressのバックアップを取る
- プラグインを更新しておく
- サーバーでPHPのバージョンアップを行う
これでWordPress5.0にバージョンアップすることができます。
所要時間は全部で5分くらいなので、バージョンアップに迷っている方はぜひ試してみてください。