「最近、パソコンの起動(立ち上がり)が遅くなったな~」と感じる事はありませんか?
私のパソコンはWindows7なのですが、電源を入れてから真っ黒な画面がしばらく続いて、その後もかなり読み込みに時間がかかります。
最初の頃はこんなに時間がかかっていなかったので、明らかに「不調!!」というか、メンテナンス不足ですね(笑)
そんな訳で、今回はWindowsの起動や動作が遅い時に改善させる方法をご紹介します。
起動が遅い原因
Windowsの立ち上がりが遅い原因の1つは、パソコンを起動させた時に様々なソフトウエアが同時に起動しているからです。
私の場合は、DropboxやSkype、Lineなど。
これらのプログラムが起動と同時に立ち上がっているので、それは時間がかかりますよね。
というわけで、余計なプログラムを自動で立ち上げないように設定します。
画面左下のスタートメニューに進み、【プログラムとファイルの検索】という部分に「msconfig」と入力します。

タブでスタートアップという部分を選ぶと、自動で起動するプログラムの一覧が表示されるので、不要なもののチェックを外して【OK】を選択します。

(Skype、Dropboxなど最初から立ち上げる必要のないものだけを無効にしましょう。必要なものまで無効にしないように注意してください。)
再起動を要求する画面が表示されたら再起動をします。
これで、パソコン起動時に立ち上がるプログラムが減っているので、遅かった起動時間が短く改善されています。
デフラグとクリーンアップ
次はディスクのクリーンアップとデフラグを行なっていきます。
この作業をする事で、ディスク内の不要なファイルを削除して、ハードディスク内のバラバラのデータをまとめる事ができるので、読み込み速度の向上が期待できます。
クリーンアップ
【スタートメニュー】⇒【すべてのプログラム】⇒【アクセサリ】⇒【システムツール】へと進みます。

その中で最初にディスクのクリーンアップを実行して不要なファイルを削除します。

クリーンアップ完了までには少し時間がかかります。
場合によっては1分以上かかる事もありますが気長に待ちましょう。
デフラグ
クリーンアップが終了すると、ディスクの空き容量が増えているので、次にデフラグでディスクの中に断片化されたファイルの整理をします。
ディスクデフラグツールを選択し、最適化するディスクを選んでから、【ディスクの分析】⇒【ディスクの最適化】を実行していきます。

完了までにはしばらく時間がかかります。
デフラグが終了したら【閉じる】ボタンでウインドウを閉じれば終了です。
私の場合はこの一連の作業でパソコンの速度が改善しました。
セキュリティソフトの影響
そして、もう1つ原因として考えられるのがセキュリティソフトです。
過去にスーパーセキュリティZEROを使っていたのですが、その機能の中のパスワード一括管理ツールを使用している時は、windowsを立ち上げたときに真っ黒な画面のまま時間がかかっていました。
この様に、セキュリティソフトやパスワード管理ツールが起動の時間を長くする原因になることもあります。
パスワード一括管理は便利ですが、あまりにも立ち上げに時間がかかるようなら、一度この辺りを確認してみるといいと思います。
その他
動作が遅くなる原因として熱によるパフォーマンスの低下も考えられます。
パソコンはとにかく熱を嫌うため、風を送って内部を冷やすファンが付いているのですが、この部分にホコリがたまり、パソコン内部の熱が逃げなくなっている事があります。
ノートPCなら本体の横、デスクトップPCなら本体の横や裏に通気口があるので、その部分のホコリを掃除機などを使って取り除いておきましょう。
僕も昔使っていたパソコンは、この部分を掃除していなかったために放熱できず、しょっちゅう不具合を起こしていました。
これが原因でパソコンが壊れてしまう事もあるらしいので、注意しておきましょう。
ここまでやればある程度、起動や動作の遅さというのは改善されるので、参考にしてみてください。