この項目を理解してもらえれば、どうやって目標を達成すればいいのか、現在地からゴールまでの道のりを視覚的に理解することができます。
また、ゴールにたどり着けない時の原因についても解説するので参考にして下さい。
目標達成(成功)というのは、現在の自分と成功した時の自分の状況を比較して、そのギャップを埋めていく作業のことです。
ボクシング世界チャンピオンの井上尚弥選手が著書の中で「勝つためのデザインを描き、その作業を遂行していく」と記されているのですが、これは目標達成(成功)を的確に表現した言葉だと思います。
少し表現を変えると、「成功した姿をイメージし、完成図と現実のギャップを埋めていく」ということ。
この感覚が腑に落ちれば、漠然と捉えていた成功までの道のりをしっかりと頭の中で組み立てられるようになります。
目標達成の方法
目標を達成すには達成したい目標(ゴール)を決めることが必要です。
なので、まずは達成したい目標(ゴール)を設定してください。
そうすると、現在地からゴールまでの道のりができます。
次に目標を達成した自分の姿や状況を思い浮かべてみてください。
そこには、そこには今の自分が持っていない何かを手に入れて成功した自分の姿があるはずです。
イメージできましたか?
- 目標を達成する
- 夢を叶える
- ゴールにたどり着く
- 成功する
- 幸せになる
など言い方は様々ですが、どの項目にも必要となるのは、現在地にいる何も持っていない自分と、成功した時に自分が持っているものを明確にして、そのギャップを埋めていく作業です。
成功するまでに手に入れなければいけないものが分かったら、それらをタスク(課題)化してみましょう。
そうすると、目標を実現するためにはそれらのタスクをこなすことが必要なことが分かります。
逆にいうと、全てのタスクをこなせば目標にたどり着けるこということです。
なので、まず最初にやらなければいけないのは明確な目標を決めること。
そして、目標を達成した自分の姿をありありと思い描くことです。
そうすれば今の自分に足りないものが見えてきます。
という訳で、まずはコンサル期間内に達成したい目標を1つだけ決めてください。
その際は「頑張る」や「やり切る」といった抽象的なものではなく、具体的な数値や第三者が見ても達成の可否が判断できる目標を設定してください。
- ○○を〇件売る
- ホームページを立ち上げる
- 商品を1つ売る
- 100万円の売り上げを上げる
- 今の売り上げを3倍にする
- コンテンツを30作る
- Youtubeチャンネルを立ち上げて30個の動画を投稿する
など、成果が数値で測れるものであれば何でも良いです。
まずは自分の目標を設定してください。
目標までの中間地点(マイルストーン)を設定する
目標ができたら、その目標にたどり着くまでの中間地点を設定しましょう。
中間のゴールを作ることでゴールまでの道のりがブレにくくなり、モチベーションも維持しやすくなります。
中継地点はいくつ設定しても大丈夫ですが、3つくらいあれば充分です。
この辺りは目標達成の難易度によって調整してください。
今回は「動画を教材を作って10万円の収益を上げる」という目標を掲げたと仮定しましょう。
10万円を稼ぐことを最終目的として、それまでに必要となる下記の作業を中間地点として設定します。
- 動画を制作を始める
- 教材を完成させる
- 5万円の収益を上げる
- 10万円の収益を上げる
すると、下記の図ようになります。
これで最終目標と中継地点が決まったので、次はタスクを書き出していきましょう。
タスクを書き出して「目標達成すごろく」をつくる
最終目標と中間地点が決まったら、それを達成するまでに必要なタスクを書き出していきましょう。
先ほどの「動画を使った教材を作って10万円の収益を上げる」という目標では下記の中間地点を設定しました。
- 動画を制作を始める
- 教材を完成させる
- 5万円の収益を上げる
- 10万円の収益を上げる
ここで、それぞれの場所に到達するために必要な作業を洗い出します。
動画作成までのタスクはざっくりとまとめると下記のような感じですね。
A.動画制作を始めるまでのタスク
- 販売チャネルを決める
- 動画のターゲットを決める
- ライバル商品のリサーチ
- コンセプトを決める
- コースの内容と構成を考える
- 周囲の友達にヒアリングする
- 動画編集の本を買って勉強する
- 撮影機材を決める
- 録音用のマイクを用意する
- ビデオカメラを用意する
- 編集ソフトを決める
B.教材を完成させるまでのタスク
- マインドマップでコースの全体図を作る
- 動画①の撮影と編集
- 動画②の撮影と編集
- 動画③の撮影と編集
- 動画④の撮影と編集
- 最後の動画の撮影と編集
- 全体の見直しと修正
- 最終確認
C.5万円の収益を上げる
- 販売チャネルに動画をアップする
- ○○さん(見込み客)にコースを紹介する
- ○○会社にコースを紹介する
- Facebookでコースが完了したことを発信する
- 需要がありそうな人に営業メールを送ってみる
- ブログでコースを紹介し、Twitterで発信する
D.10万円の収益を上げる
- WEB広告を利用してみる
- コンサル付きにして高価格で売ってみる
- 影響力のある人に費用を払って紹介を頼む
このような感じで、ゴールにたどり着くまでに必要なタスクを全て洗い出しておきます。
そうすると、現在地からゴールまでの道のりが視覚的に分かります。
つまりタスクを消化していけば、すごろくのように最終的には必ずゴールにたどり着ける訳です。
これを僕は「目標達成すごろく」と呼んでいるのですが、こうしてゴールまでの道のりを目で見えるようにしておけば迷うことはありません。
もしもゴールにたどり着けないのであれば原因は3つ。
- 途中で諦める。
- 絶対的な作業量が足りない。
- 戦略や方向性がズレている。
のどれかです。
途中で諦めた場合は例外として、全てのタスクをこなしてもゴールにたどり着けないのであれば、目標にたどり着くまでの作業量が足りないか、方向性が間違っているかのどちらかです。
なので、タスクを追加したり方向性を見直すなど、戦略の練り直しができます。
そして、これを繰り返して改善していけば必ずゴールにたどり着くことができます。
という訳で、今回は目標と中間目標を決め、それぞれにたどり着くために必要なタスクを書き出すワークを用意しました。
かなりエネルギーを使うと思うので、ゆっくりと時間を取って取り組んでみてください。
○○○目標とタスク書き出しワーク○○○
具体的なタスク管理のやり方
日常のタスク管理には、2つのツールを使います。
まず1つ目が全てのタスクを書き留めておくもの。
これは簡単にタスクの追加や編集ができる「Todoリスト」などの、WEBサービスを利用するのがおすすめです。
思いついたタスクがあればすべてこのリストに追加しておくようにしましょう。
そして2つ目がTodoリスト付きの手帳。
僕はマンスリー型のスケジュール表を使っていますが、これはTodoリストさえついていれば使いやすいもので構いません。
この手帳にその日にやるタスクを書き出しておくようにします。
こうすることで全てのタスクと、その日にやるタスクを若手管理することができます。
タスクは前日の夜に書き出しておく
その日にやるタスクは、できれば前日の夜に書き出しておくようにしましょう。
そうすれば、朝起きすぐに作業に取り掛かることができます。
実は、「今日は何をしよう…」と考えるのは意外とエネルギーを使います。
僕も前日にやることを決めてない時は、ボ~ッとした状態でネットサーフィンを始めてしまい、そのままズルズルと時間を無駄にしてしまうということが良くあります。
なので、必ず寝る前に翌日のタスクをピックアップしておくようにしてください。
そうするだけで、驚くほど有効に時間を使うことができます。
- やるべきことを理解している
- やるべきことの全体像が俯瞰して見れる
- やるべきことが常に確認できる状態にある
- 今日することがすぐに見て分かる
この4つが大事
]]>