失敗するのが怖くて行動できない。
失敗すると周りの友達に笑われそうで怖い…。
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
失敗すると周りの人にバカにされるんじゃないかって考えると、無難な選択しかできなくなってきますよね?
僕も昔は失敗することに強い抵抗がありました。
周りの人の目を気にして行動できなかったことは何度もあります。
ただ、ある言葉を聞いたときにこの考えは一変し、今では行動することに躊躇することは少なくなりました。
今になって考えると、失敗が怖くて行動できないというのは大きな機会損失でしかありません。
なので、当時の僕は自分に与えられたチャンスや人の優しさを受け取ることができていませんでした。
だから、あなたには少しでも早く「失敗するのが怖い」「考えすぎて行動できない」というマインドから脱してほしいと思っています。
失敗を怖がる必要はないし、周りの目を気にする必要もありません。
失敗はカッコ悪いこと?失敗が怖いのは周りの目を気にしているから!
まず最初に、失敗するのが怖くて行動できない理由について考えてみましょう。
命の危険があったり大きな借金を抱える可能性があるなど、目に見えるリスクがある場合は行動できない理由も分かります。
ただ、ここで言っているのは、失敗してもそこまで大きなリスクはないのに行動できないというケースです。
この場合は、
- 失敗すると友達に笑われる。
- 失敗するとかっこ悪いから。
という理由がほとんどです。
つまり、周囲の人の目(世間体)と自分のプライドが原因です。
昔の僕もこの2つの理由で行動することができませんでした。
でも、ここでちょっと考えてみましょう。
そもそも失敗することは恥ずかしい(カッコ悪い)事なのでしょうか?
そして、失敗を笑う友達というのは、本当にあなたにとって重要な存在でしょうか?
ハッキリ言いましょう。
失敗することは恥ずかしいことでも、カッコ悪いことでもありません。
そして、本当にあなたを応援してくれている人は、あなたが失敗したからといって笑ったりすることはありません。
失敗は恥ずかしい事ではないと教えてくれる名言
その事に気づかせてくれたのが「男の順序(薩摩の教え)」という格言です。
(男女関係ないことなので、「人の順序」と置き換えると良い。)
この格言は誰の言葉かははっきり分かっていませんが、鹿児島県に伝わる薩摩の教えというものです。
僕は初めてこの名言を見た時に衝撃を受けました。
なぜなら、自分の価値観が180度ひっくり返されたからです。
これによると、何かに挑戦して成功した人が序列が1番上だとされています。
そして、挑戦して失敗した人の序列は2番目です。
この教えを見ると、失敗することは決してカッコ悪いことでも恥ずかしい事でもないことが分かりますよね?
「失敗する」ということは何かに挑戦した証拠。
つまり、勇気を出して挑戦したということです。
大きな挑戦であればある程、不安で夜眠れなかったり、怖くて体が震えたり、緊張で逃げ出してしまいたくなります。
でも、自分はそれを乗り越えて挑戦したんです。
その行動自体に価値があるんです。
そして、失敗を笑ったりバカにしたりする人がいるとすれば、それは自分は何もせず人の批判だけしている人です。
つまり、序列でいえば1番低い場所にいる人達。
こう考えることで、僕は失敗することも人に笑われることも気にならなくなりました。
それよりも、「低い序列の人たちと同じ部類になりたくない」こんな風に思うようになりました。
人の失敗を笑うのは一番低い序列の人
- 何かに挑戦し、成功した人
- 何かに挑戦し、失敗した人
- 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした人
は、あなたの失敗を笑ったりはしません。
それは、挑戦する恐怖や苦労を知っているからです。
あなたの失敗を笑うのは、何にも挑戦したことがない人達です。
野球場でビール片手にヤジを飛ばしている人と一緒です。
それが悪いとは言いません。
ただ、あなたはそんな人たちと同じステージにいても大丈夫ですか?
プレッシャーに震えながらでもグランドでプレーする選手でいたいと思いませんか?
「男の順序(薩摩の教え)」は、本質を見事についた名言だと思います。
あなたも挑戦し続ける人であってください。
そして、知恵を絞って失敗する回数を減らしていき、成功するまで挑戦をやめないでください。
間違っても、自分は何もしないで他人の批判ばかりしている人間になってはならないようにしてください。
失敗はとらえ方で意味が変わる
あなたには「こんなはずじゃなかった」「もう一度やり直したい」と思っている過去があるかもしれません。
数々の失敗が今のあなたを苦しめているかもしれません。。
でも、失敗は何度しても良いんです。
なぜなら、成功するまでやり続ければ、失敗はネガティブなものからポジティブなものへと意味合いを変えるからです。
失敗して諦めてしまったらそこで全てが終わります。
だから、「失敗=終了」となって、ネガティブな意味を持ちます。
ただ、成功するまでやり続ければ「失敗=乗り越えた試練」となり、あなたの成功ストーリーの中の良いアクセントになります。
作家の水野敬也さんが、とても上手にこのことを表現されているので紹介します。
人生は、オセロゲームのようなものだと思う。
人は生まれたとき、誰もが祝福の「白」を渡される。すべての人の人生は「白」の駒から始まる。
しかし、そのあと、自分が恵まれてないことを知ったり、嫌なことを経験するとどんどん黒い駒が置かれていく
○●●●●●●●●●●●●●●●●……
でも、人生のどこかで白を置くことができれば、それは、最後の最後でも良い。なんなら、死ぬ間際だって良い。それでも、最後に、白を置くことができれば黒は、全部白に変わる。
なぜなら、その白は、苦しみや悩みがあったらからこそ置くことのできた白だから。
その白は、すべての黒に支えられた白なのだ。
スパルタ婚活塾
これは僕の大好きな文章で、真理を表していると思います。
例えば、あなたが起業してビジネスを始めたとします。
1年頑張って色々なことを試してみたけど全く結果が出ない…。
そんな時に過去を振り返ると、これまでの選択や行いが全て間違っていたように感じるでしょう。
ここで諦めてしまうと、失敗は失敗として終わってしまいます。
ただ、これまでの失敗した経験を生かして、最終的に事業を軌道に乗せたとしたら…?
そうすると、過去の失敗があってこその成功になるので、失敗は失敗ではなくなります。
失敗は成功の気づきを得るための教材だったことになり、あなたが成功したストーリを語る際には重要な盛り上がりポイントになります。
もっと簡単な例えにしてみましょう。
例えば、あなたが大好きな異性10人に告白して、全員にフラれたとします。
そうなると、自分には魅力がないのでは…と落ち込み、自信をなくしてしまうかもしれません。
でも、フラれた理由を真剣に考えると、
- 心理的な距離の見定めや距離の詰め方
- アプローチのしかた
- 相手の気持ちをくみ取ること
- 告白するタイミング
- 告白のしかた
といった改善する点が沢山見つかるはずです。
それを理解して11人目の人に告白して成功。
その人が生涯の伴侶になったとします。
そうすると、過去の失敗は生涯の伴侶に巡り合うために必要な経験だったことが分かります。
ここで、「失敗」が幸せになるために必要な課題だったことに気づく訳です。
こんな感じで、失敗は恥ずかしいことでもなんでもありません。
むしろ、成功するために必ずついて回る人生の磨き石みたいなものです。
過去は自分の捉え方次第で意味合いを変えます。
だから、失敗しても途中で諦めるのではなく、最後までやり遂げて必ず成功するクセをつけていきましょう。