自分は人に騙されることが多い…。
いいように言いくるめられることが多い気がする…。
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
純粋な人、騙されやすい人ほど相手の言葉を信頼してしまう傾向があります。
言葉は大きな影響力を持ちますが、それと同時に、誰でも簡単に使えるという側面もあります。
「言うのはタダ」なので、言葉では何とでも言える訳です。
なので、騙されやすい人や、いつも人に裏切られるという人は、相手の言葉を信頼してはダメです。
では、何を判断基準にするかというと、相手の言葉よりも行動を見るようにしてください。
そうすることで、相手の本心が手に取るようにわかるようになります。
人の言葉を信じてはいけない理由
優しい言葉を使えば、人を勇気づけたり励ましたりすることができます。
気持ちが落ち込んでいる時に優しい言葉をかけてもらえると、心が救われますよね?
言葉というのはとても強力な力を持っているので、僕もなるべくポジティブな言葉を使って周囲の人を元気づけるようにしています。
ただ、誰かから優しい言葉をかけられても、その言葉は信用しないようにしています。
なぜなら、言葉は心にもない事を表現することもできるからです。
その場を取り繕ろうために、お世辞を言うことってありますよね?
人は物事を円滑に進めるために、本音と建前を使い分けています。
だから、言葉をそのまま信用してはいけません。
騙されやすいという人は、言葉の中には「本音と建前」があるということをしっかりと覚えておきましょう。
特に、若い頃の仕事や恋愛の場は、見栄の張り合いや、化かし合いのような側面もあります。
一概にこれが悪いことだとは言いませんが…
そのため、本音よりも建前が使われることが多いです。
そして、言葉は誰でも簡単に使うことができるので、心にもないお世辞を言ったり嘘をつくことが簡単にできます。
中には悪意を持って人を騙そうとする人もいます。
だから人の言葉を安易に信頼しないようにしてください。
心は言葉より行動を見ればよく分かる
では、言葉を信用してはいけないのであれば、何を信じれば良いのでしょうか?
それは、言葉ではなく相手の行動を信じることです。
心で思っていることは必ず行動に現れます。
言葉を信じると相手の本心が見えなくなるので、相手の言葉ではなく行動を信じてください。
例えば、
- あなたのを大切にしていると言いながら自分本位の行動が多い人。
- 「期待している」といいながら雑用ばかりを振ってくる上司。
- 本気だと言いながらいつになっても行動しない人。
- 頑張ると言いながら全然努力しない人。
- これが最後だと言いながら何度も同じことを繰り返す人。
こんな感じで、言葉と行動が正反対のことは良くあります。
こんな時は相手の言葉を信じてはダメ。
しっかりと行動を観察して、相手の本心を見抜くようにしてください。
- 会いたいと思えば無理をしてでも時間を作ってくれる
- 大切だと思っていれば細かな部分で気遣いをしてくれる
- 期待していれば成長できる環境を与えてくれる
- 感謝していれば直接会ってお礼を言ってくれる
- 応援したいと思えば具体的なアクションを起こしてくれる
- 本気で反省していれば同じことは繰り返さない
こんな風に、心で思っていることは必ず行動に現れます。
だから言葉ではなく、相手の行動を信じるようにしてください。
- 会いたいと言う割には仕事ばかり。
- 大切だと言ってくれるのに、いつも自分勝手。
- 感謝しているって言ってる割には大事にしない。
- 応援してくれるって言ったのに何もしてくれない。
- 本気だと言っても全然行動に移さない。
- 反省してると言っても同じことを繰り返す。
というのは、心にもないことを言っていたり、本気度が低い証拠です。
でも、これは相手が悪いのではありません。
人は誰も本音と建前を使い分けているので、相手の言葉を信じた自分が悪いと思うようにしてください。
そうすれば、自然と本音と建前が見抜けるようになっていきます。
「言葉よりも行動を信じる」という事を意識すると、相手の本気度がハッキリと分かるようになります。
まとめ
言葉には人を勇気づける強力な力があります。
なので、プラスの言葉を使えば沢山の人を元気付けてあげることができます。
ただ、自分に向けられた言葉は安易に信用してはダメです。
なぜなら、人には本音と建前があり、言葉では何とでも言えるからです。
本当に心で思っていることは必ず行動にでます。
なので、相手の言葉よりも行動を信じるようにしてください。
そうすれば、相手が本当に思っていることが分かります。