心理学のバックトラッキングを恋愛で効果的に使うための具体的な方法

バックトラッキングという心理学のテクニックには、相手の信頼を得てコミュニケーションがスムーズに行えるようになるという効果があります。

やり方はとても簡単で、会話をする時に相手の使った言葉をそのままオウム返しするだけです。

では、なぜこれだけで相手の信頼を得ることとができるのか?

今回はその理由を解説したいと思います。

 

バックトラッキング

バックトラッキングは心理学の本や恋愛のハウツー本にもよく登場するテクニックです。

例えば、

相手「昨日、ゴルフに行ったらホールインワンしちゃってさあ。、」

自分「ホールインワンですか?スゴイですね〜。」

相手「昨日、友達と映画を観に行ったんだけど、とても面白い映画だったよ。」

自分「映画観に行ったの?面白いってどんなところが面白かったか詳しく聞かせてよ。」

相手「今日、お弁当を買いにコンビニに行ったらレジが新人さんで5分くらい待たされたよ。」

自分「今日はコンビニのお弁当で済ませたんだ?それにしてもコンビニで5分待たされると長く感じるよね。」

こんな感じで、相手が使った言葉をそのまま言い返すことで、相手に「ちゃんと自分の話を聞いてくれているんだ」という安心感を与えることができます。

そしてその結果、あなたに対して話をしやすいという印象を持って、どんどん自分の話をしてくれるようになります。

手が自分に対して「話しやすい人」という感情を持ってくれれば、そこから仲良くなることはそんなに難しくはありません。

後はバックトラッキングを使いながら色々な話を引き出していけばOKです。

バックトラッキングの効果

バックトラッキングはNLPという最先端の心理学でも使われるテクニック。

僕自身も相手の言葉を使ったオウム返しを意識するだけで、どんどん相手が話をしてくれるようになったという経験があります。

自分の使った言葉を相手が復唱してから質問を返してくれことを、キャッチボールのイメージに置き換えてみると、きちんとボールを受け取ってから投げ返してくれているように感じませんか?

たまに相手の話を聞かずに自分の言いたいことを言い合っているグループを見かけることがありますが、バックトラッキングを使うことによって、「私はあなたの言葉をしっかりと聞いた上で質問しているんだよ。」ということを言葉なくして伝えることができます。

なので、きちんと話を聞いているといことを印象づけて信頼を得ると言う意味では、バックトラッキングはとても効果的な方法です。

女性との会話での利用法

特に女性の場合は共感と共有が行動原理となり、自分だけがでしゃばるような真似を嫌います。

そのため何か良いことがあった時には、まず相手に同じような話を振ってから、自分の良い話をしようとする傾向があります。

彼女「最近調子はどう?なんか良いことあった?」

彼氏「特に何もないよ。何でそんなこと聞くの?」

彼女「実は先週ね〜」

といった感じですね。

つまり、女性が何かを聞いてきた時には自分も同じようなことを話したいと思っている可能性があります。

そこで、女性から質問された時には自分の話は端的に切り上げて、即座に同じ質問を返してあげると効果的。

待ってましたとばかりに色々な話をしてくれるので、あとはバックトラッキングを意識しながら聞き手に徹するだけでも良い雰囲気で会話が続いていきます。

例としてはこんな感じですね。

彼女「昨日何してたの?」

彼「東京の五反田で空手の稽古受けてたんだ。君は昨日何してたの?」

彼女「渋谷に行ってきたよ」

彼「渋谷?渋谷で何してたの?」

彼女「高校のときの友達とランチしたり、買い物したりしたよ」

後はこれに、5W1Hの質問(いつ、どこ、だれ、なにを、なぜ、どのように)という質問を付け加えていけばさらに効果的。

相手は自分の話に興味を持ってくれているんだと思って、どんどん深掘りした話をしてくれるようになります。

さらに相手が男性の場合ならプライドを刺激すると喜ばれるので、バックトラッキング+「すごーい!」、「カッコイイ!」と言う言葉。

女性なら感情の共有を示す「わかる、わかる。それは嬉しいよね」という言葉を入れると、より会話が弾みます。

あなたが異性と話すことに苦手意識を持っているのであれば、まずバックトラッキングという心理学のテクニックを意識して会話を楽しんでみましょう。

この記事を書いた人

ストライクアップ事務局