勉強した内容が頭に定着しない。
もっと効率的に勉強する方法はないかな?
理解度をアップさせるにはどうしたらいいんだろう?
あなたはこんな風に思ったことはありませんか?
結論からお伝えすると、記憶を定着させたり、物事の理解を深めたいのであれば、インプットしたことを人に教えるのがベストです。
そうすることで、理解度が大幅に高まります。
下記の表はラーニングピラミッドとう概念なのですが、これを見ても分かるように、机に座って勉強しているだけでは学んだことは定着しません。
つまり、一生懸命勉強して理解したつもりになっても、すぐに忘れてしまうということです。
授業を聞いたり読書をするよりも、人に教えた方が学習定着率が圧倒的に高いです。
なので、学んだことや覚えたことはできるだけアウトプットすること意識してください。
ブログやSNSで発信したり、コメントに書き込みをするだけでもOKですが、友達と討論したり、実際に体験することができれば理解度もさらに深まります。
そして、できれば人に教える(説明する)ということをしてみてください。
なぜ人に教えると理解度が上がって記憶に定着するの?
人に教えるということは、頭の中の知識を噛み砕いて、さらに論理立てて説明しなければいけないということです。
なので、「どうやって説明したら理解してもらえるかな?」と考えていると、知識がどんどん整理されて定着していきます。
僕もセミナーで人に教える立場になることがありますが、おそらく1番理解度が上がっているのは自分ですw
なので、インプットをしたらアウトプットを重視するということを意識してみてください。
人に何かを教える時は、
- なぜ伝わらないんだろう?
- 何につまずいているんだろう?
- どうすれば分かってもらえるだろう?
と、「なぜ(Why)」や「どうすれば(How)」ということを考えるようになります。
簡単にいうと、相手の立場に立って考えることがことができるようになるんですね。
そして相手に理解してもらうために、別の言い方で表現したり、例え話に置き換えて説明できるようになります。
この時、頭の中で何が起こっているかというと、具体的な事柄を抽象化して、さらに共通点を持つ他の事柄で具体化するということをしています。
こうして具体化と抽象化を繰り返すことで、記憶が定着しやすくなります。
自ら体験することも大切
机の上で勉強するのと、実際に体験してみるのでは得られる情報は全く違います。
ジャンルによっては、実際に体験した方が遥かに大きな効果を生むこともあります。
例えば、色々なテキストや動画を見てクロールの勉強をしても泳げるようにはりませんよね?
それなら、プールに行って実際に泳いでみた方が得るものは大きいはずです。
このように、テキストで学ぶよりも実際に体験した方が身になることは多いです。
なので、机に座って勉強するだけでなく、アウトプットや実際の経験を通して、効率的に記憶を定着させてみてください。