「キョンシー映画のおすすめが知りたい。」
「キョンシー映画には色々な種類があるけど、どの順番で見ればいいの?」
「テンテンが登場する作品を知りたい。」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
一言でキョンシー映画といっても色々な種類があり、作品によって登場人物や設定が異なります。
リアルタイムで視聴していたオールドファンの中でも、
テンテンが登場すると思ってレンタルしたら違う作品だった…。
昔みた作品がどれか分からない…。
といった話をよく聞きます。
そこで今回は、キョンシー映画の種類やおすすめの作品、見る順番などを紹介していきます。
キョンシー映画を見たいと思っている方は参考にしてください。
筆者は子供の頃からキョンシー映画が大好きで、ほとんどの作品を10回以上見てきた根っからのキョンシーマニア。
カンフーアクションとコメディのバランスや、独特の世界観が大好きです。
キョンシー映画を配信している動画サービス
「早くキョンシー映画が見たい!」という方のために、まずはキョンシー映画を配信している動画サービスを紹介します。
キョンシー映画は「Amazon Prime Video」や「hulu」といった動画配信サービスでも視聴できますが、「U-NEXT」というサービスなら日本語吹き替え版が豊富に揃っています。
キョンシー映画を見る時は字幕よりも吹替え版の方がおすすめです。
声優さんのアドリブがハマっているので3割増しで楽しめますよ。
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(動画配信の有無は記事執筆時のものです。最新情報はそれぞれの公式ページで確認してください。)
沢山あると、どれから見たらいいか分からない…。
という方は、記事の中でそれぞれの作品の見所やおすすめの順番なども紹介しているので参考にしてください。
キョンシー映画は大きく分けると「霊幻道士」と「幽幻道士」の2種類!
キョンシー映画は、大きく分けると「霊幻道士シリーズ」と「幽幻道士シリーズ」の2つの種類に分かれます。
霊幻道士は香港で作られた映画で、ラム・チェイエンという俳優さんが道士を演じるシリーズ。
細切れにしか観られないけど、時間の許す限りラム先生を偲びます。#林正英 #ラムチェンイン pic.twitter.com/sSUm7YRERH
— らららん (@usagisan1227) November 8, 2019
この霊幻道士シリーズがキョンシー映画の元祖であり本流です。
一方、幽幻道士は霊幻道士の設定や世界観を参考にして台湾で作られたキョンシー映画。
美少女として有名なテンテンが登場するのはこの幽幻道士シリーズです。
霊幻道士というキョンシー映画がヒットして、そこから世界観や設定をトレースして作られたのが幽幻道士だと思ってください。
正確には
- 妖術秘伝・鬼打鬼
- 霊幻師弟 人嚇人
- 霊幻百鬼 人嚇鬼
と呼ばれるサモ・ハン・キンポーが作ったホラー三部作が霊幻道士の始まりとされていますが、今回は分かりやすくするために霊幻道士を元祖としています。
キョンシー映画をさらに4種類に分けて紹介
そして、キョンシー映画はさらに細かく4種類に分類すると理解しやすくなります。
先ほど「霊幻道士シリーズ」と「幽幻道士シリーズ」の2つの種類に分けられると解説しましたが、そこからさらに4つに分けると下記のようになります。
- 霊幻道士
- 霊幻道士(2000年代以降ver)
- 幽幻道士
- 来来キョンシーズ
ここからはこの4種類を詳しく解説していきますね。
霊幻道士シリーズ
1つ目が「霊幻道士」シリーズ。
これがキョンシー映画の本流で、霊幻道士というタイトルが付く作品は、2000年代にリメイクされた作品を除くと全部で9作品あります。
・霊幻道士
・霊幻道士2 キョンシーの息子たち!
・霊幻道士3 キョンシーの七不思議
・霊幻道士完結篇 最後の霊戦
・霊幻道士5 ベビーキョンシー対空飛ぶドラキュラ
・新・霊幻道士 風水捜査篇
・霊幻道士6 史上最強のキョンシー登場!!
・霊幻道士7 ラストアクションキョンシー
・霊幻道士 ザ・ムービー 空飛ぶドラキュラ・リターンズ
この9作品のうちの8作品で主演を演じているのがラム・チェンインで、コメディとアクション、ホラーの3つの要素がバランスよく取り入れられています。
言い方を変えると、霊幻道士シリーズはラム・チェンインの演技を堪能する作品と言えるかもしれません。
基本的には1話完結なので、どの回から見ても楽しめます。
登場人物が同じで正式な続編となっているのは霊幻道士1と7です。
霊幻道士(2000年以降ver)
2つ目が2000年代に入ってから撮影された霊幻道士。
道士役のラム・チェイエンが1997年に亡くなったので、ラム・チェイエンの弟子役で出演していたチン・シュウホウが道士として出演しています。
・霊幻道士 こちらキョンシー退治局
・霊幻道士Q 大蛇道士の出現!
・霊幻道士Ⅹ 最強妖怪キョンシー現る
「霊幻道士 こちらキョンシー退治局」は現代が舞台で外伝的な作品ですが、「霊幻道士Q 大蛇道士の出現!」からは霊幻道士の世界観を意識して作られています。
映像がきれいになってCGが沢山使われているので、1980年~1990年代に作られた霊幻道士とは印象が大きく異なります。
そのため、2000年以降verは別物と考えておくと良いと思います。
幽幻道士シリーズ
幽幻道士シリーズは台湾で制作されたキョンシー映画。
みんな大好きテンテンが登場するのがこのシリーズです。
筆者と同じく「テンテンが初恋の人」というオールドファンも多いのではないでしょうか?
幽幻道士シリーズは全部で5作品。
・幽幻道士
・幽幻道士2
・幽幻道士3
・幽幻道士4
・新 幽幻道士 立体奇兵
1~3は途中で登場人物や子役がわったりしていますが、ストーリーは続いているので続編として考えてください。
4と5はストリーの関連性のない外伝的な作品です。
- 親方キョンシー
- キョンシーのボーリング
- ベビーキョンシーの一人野球
- スイカ頭の自爆
- 大人になったテンテン
- フルメタルキョンシー
- もみじ道士
- ムササビ道士
などが登場するのがこの幽幻道士シリーズです。
来来キョンシーズ
来来キョンシーズは幽幻道士のヒットを受けて、日本のTBSが台湾に制作を依頼したキョンシードラマです。
これは想像ですが、テレビ局の偉い人が、
キョンシー映画が爆発的人気だな。よし、台湾にお願いして日本向けのキョンシードラマを作ってもらおう。
という風に考えて日本向けに作られたのが来来キョンシーズです(想像)。
日本では木曜日の19:30~20:00のゴールデンタイムで放送されていたので、30代~50代の頭の中に残っているのは、ほとんどこの来来キョンシーズのイメージだと思います。
- テンテン
- トンボ
- チビクロ
- スイカ頭
- 金じいさん
- 浩雲
- ベビーキョンシー
といった主要メンバーが活躍する一方で、
- コウモリ道士
- 海賊キョンシー
- 杜平キョンシー(チビクロの父親)
- カエデ(チビクロの母親)
- たこ壺 フィーフィー
- バンボロキョンシー
- グレートバンボロキョンシー
- 仙人ジジ助
- デブ隊長
といった、魅力的な脇役も登場します。
たまに「スイカ頭が自爆するシーンがあったと思ったんだけど、来来キョンシーズを見てもそのシーンがなかった…」という人がいますが、それは映画版の「幽幻道士2」でのお話しなので間違えないようにしてくださいね。
どんな順番で見ればいい?キョンシー映画の名作をランキング形式で紹介
ここからは、
沢山あると、どれから見たらいいか分からない…。
キョンシー映画を見たいんだけど、どれから見ればいいか分からない…。
という方におすすめの順番を紹介していきます。
キョンシー映画を見る順番は
- 霊幻道士
- 幽幻道士
- 来来キョンシーズ
- 霊幻道士(2000年以降ver)
という順番がおすすめです。
ただ、
でも、霊幻道士って9作品あるんだよね…?全部見るのはちょっと大変…。
という方もいると思います。
そうです。
全作品を見ようと思うと結構大変で、正直、中にはそこまで…という作品もあります。
そこで、ここからはキョンシー映画を見続けてきたキョンシーマニアとして、厳選したおすすめ作品を紹介していきます。
「どれから見たらいいか分からない…」という方は、これから紹介する順番通りに見てもらうとキョンシー映画を効率的に楽しめると思うので参考にしてください。
最新情報はそれぞれの公式ページで確認してください。
1位 霊幻道士
まず一番最初に見てほしいのが霊幻道士1。
- 公開年:1986年
- ホラー度:60%
- コメディ度:40%
- Amazonの評価:星4.5
個人的には、これが最初にして最高のキョンシー映画だと思っています。
アクションとホラー、コメディのバランスが丁度良く、ハラハラする展開の中に沢山の笑いがちりばめられています。
中でもラム道士と弟子のチュウサム(チン・シュウホウ)の子弟コンビが留置場でキョンシー化した警察所長のおじさんを倒すシーンは必見。
チン・シュウホウが桃剣を刺して、ラム・チェンインがお札に火をつけて燃やすという一連の流れがカッコ良すぎます。
モンチョイという弟子を演じるリッキー・ホイの演技も面白いです。
チュウサムを誘惑する女幽霊の術に、キョンシー化したモンチョイも一緒にかかっているシーンは笑えます。
2位 霊幻道士3 キョンシーの七不思議
2番目におすすめなのは「霊幻道士3 キョンシーの七不思議」。
- 公開年:1987年
- ホラー度:80%
- コメディ度:20%
- Amazonの評価:星4.5
霊幻道士は1話完結型なので、2を飛ばしてこの作品だけ見ても楽しめます。
3では妖術使いが敵となり、キョンシーの出番は少なめですが、法術を駆使した戦いは見ていてハラハラさせられます。
1と比較するとコメディ要素を控えてホラー要素を割増しした感じ。
グロテスクなシーンが多く、ホラー色の濃い作品になっています。
- 女妖術師が井戸の中から復活するシーン
- 妖術師が油の中から飛び出てくるシーン
などはかなり衝撃的です。
妖術師を油で揚げるシーンは、なぜか衣が付いたようにふわふわなっているのが見所(笑)
トラウマになりそうなグロシーンも多いので苦手な人は注意してくださいね。
3位 霊幻道士 完結編 最後の聖戦
3位は「霊幻道士 完結編 最後の聖戦」。
- 公開年:1988年
- ホラー度:30%
- コメディ度:70%
- Amazonの評価:星4.5
完結編となっていますが、この後も続編が登場するので実際には霊幻道士4になります。
この作品は霊幻道士の中で唯一ラム・チェンインが登場しない作品で、主演は霊幻道士1でラム・チェンインの弟弟子を演じていたアンソニー・チェンが主人公。
作品の7割がコメディ寄りの作りで、開始から半分くらいは全くキョンシーが出てきません(笑)
ただ、後半になると展開がガラッと変わり、濃縮されたアクションホラーになっていきます。
対決するのは亡くなった皇帝のキョンシー。
生前に地位が高かった人ほどキョンシーになったら強力な力を発揮するという設定通り、目が見えたり、飛び跳ねずに歩くなど、普通のキョンシーとは違った強さを持っています。
桃剣や銭剣、八卦鏡といったおなじみのアイテムではなく、主に金色の剣が使われるなど、設定も少し変わっていますが、トータルではとても楽しめる作品です。
道士の弟子、ポテトを演じている俳優は霊幻道士1でチュウサむを演じたチン・シュウホウの実の弟さんです。
霊幻道士に関しては、この3作品が面白くておすすめです。
個人的には、2と5以降は少し面白みに欠けると思うので、まずはこの3作品を見てみてください。
4位 幽幻道士
4位からは幽幻道士シリーズへ。
そして、まずおすすめなのが幽幻道士1です。
- 公開年:1986年
- ホラー度:60%
- コメディ度:40%
- Amazonの評価:星4
スイカ頭やチビクロなどの孤児を引き連れて大道芸をしている親方がキョンシーになってしまい、旅の途中で出会ったテンテンや金じいさんと一緒に親方キョンシーに立ち向かうというストーリーです。
幽幻道士はホラー色が強めで、キョンシーのメイクもかなり怖めになっています。
映像が古めで少し見にくいかもしれませんが、
- キョンシー隊を引き連れている長三道士
- 骨を使ってボーリングをするキョンシー
- 親方のカンフーアクション
- 特殊霊魂と親方キョンシーの戦い
- 金じいさんと間違えて親方キョンシーの手を引くテンテン
など、面白い見どころが沢山あります。
物語の前半で親方一行が乗っている馬車の後ろに子供が座っているのですが、実はこの子供はメイクをしていないベビーキョンシーの子役。
遊び心のあるサービスショットです。
5位 幽幻道士2
5位と6位は終盤のネタバレを含んでいるので、結果を知りたくない方は読み飛ばしてください。
幽幻道士1の続きで、ベービーキョンシーがお札をはがしたことで狂暴化した親方キョンシーとの戦いになります。
- 公開年:1987年
- ホラー度:60%
- コメディ度:40%
- Amazonの評価:星4
今回のベビーキョンシーは特殊霊魂となったチビクロたちがやっと倒した親方キョンシーを復活させるなどやりたい放題。
テンテンたちと友達になるシーンがあるのですが、どっちの味方になるか分からない気まぐれなチートキャラになっています。
幽幻道士2は1と比べるとホラー要素が減り、
- テンテンのアヒルダンス
- ベビーキョンシーの一人野球やヨーヨー遊び
- デブ隊長キョンシーのお笑いシーン
など、かわいい要素やお笑い要素が多め。
特にデブ隊長キョンシーとシスターの動きがシンクロするシーンがあるのですが、この時のデブ隊長のコミカルな演技は必見です。
そしてリアルタイムで見ていた世代が一番衝撃を受けたスイカ頭が親方と一緒に自爆シーンはこの幽幻道士2のクライマックスになります。
幽幻道士2では金おじいさんの口からベビーキョンシー誕生の秘密が語られています。
また、幽幻道士2からチビクロの子役が安安に変わっています。
6位 幽幻道士3
幽幻道士3は1から続くストーリの完結版。
- 公開年:1988年
- ホラー度:20%
- コメディ度:80%
- Amazonの評価:星4
テンテン達がキョンシーになったスイカ頭と一緒に旅をしているシーンから始まります。
3の敵はキョンシーではなくムササビ道士とモミジ道士。
金おじいさんが捕らえられて闇の特殊霊魂にされてしまい、金おじいさんを助けるためにマーボーおばあちゃんや盛天文の助けを借りて戦うというストーリです。
3はアクションシーンが多めで、特にモミジ道士のカンフーは動きがきれいで見ごたえがあります。
また、この回でも子役の変更があり、来来キョンシーズで人気を集めるトンボが初登場。
そして、1でチビクロを演じていた子役がムササビ道士の特殊霊魂として登場します。
(チビクロ役は前回と同じく安安)
トンボは1と2には登場しませんが、なぜか今までの経緯を全て知っていて、最初から一行の中にいたかのような設定になっています。
幽幻道士は子役が色々変更されているので、混乱しないようにしてくださいね。
その他にも
- 盛天文(読み方はせいてんもん。来来キョンシーズでは浩雲)
- モミジ道士(来来キョンシーズではチビクロの母親)
- 獅子丸(来来キョンシーズではタコ壺 フィーフィー)
といった、来来キョンシーズに繋がる役者さんが登場します。
3はキョンシーの登場は少ないですが、全体的にアクション多めで娯楽映画として楽しめます。
ちなみにムササビ道士を演じているのは親方キョンシーと同じ役者さんです。
幽幻道士のおすすめはこの3作品。
これだけ見たら来来キョンシーズを見てみるのがおすすめです。
幽幻道士4と5は外伝的な内容なので、来来キョンシーズを見た後でもいいかなと思います。
6位 来来キョンシーズ
来来キョンシーズは日本のTBSが台湾に制作を依頼した連続ドラマで、時期的には幽幻道士3や4と同じ時期に制作されています。
- 公開年:1988年
- ホラー度:20%
- コメディ度:80%
- Amazonの評価:星4.5
ゴールデンタイムに放送されていた子供向けのドラマなので、ホラー2割、コメディー8割という感じになっています。
全10話で、ストーリーを大きく分けると下記の3つの構成。
- 【1~3話】チビクロの父親、杜平キョンシーとの戦い
- 【4~6話】カゲカゲ山のキョンシー退治
- 【7~10話】コウモリ道士、バンボロキョンシーとの戦い
どの話もドキドキの展開があって面白いです。
そして、ドキドキの原因はだいたいチビクロで、チビクロは今作では筋金入りのトラブルメーカー。
- 杜平キョンシー狂暴化のきっかけを作る
- 母親と浩雲の仲にを疑って法術の邪魔をする
- 金おじいさんの言うことを聞かない
- キョンシーに噛まれる
- フィーフィーが持ってきてくれた薬を飲まずに闇の特殊霊魂にされる
など、問題ばかりを起こしています(笑)。
来来キョンシーズはどの回も良くできているので全体を通して楽しめる作品。
子供と一緒に見るのもいいかもしれません。
楽しいだけでなくシリアスなシーンもあり、海賊キョンシーやフィーフィーの最期は結構泣けます。
あとは浩雲の登場が来来キョンシーズの大きな見どころ。
法術もカンフーもどこか頼りない金おじいさんと違って、浩雲が登場したときの安心感が半端ないです。
子供の頃は「この人ならきっと何とかしてくれる」というヒーロー的な存在でした。
ただ、浩雲の役者さんは、幽幻道士3に盛天文として登場した時は、テンテンに「カッコイ~」と言われていましたが、来来キョンシーズでは「テンテンも浩雲がタイプなんだろ?」と聞かれると「あたしそんなに悪趣味じゃないもん」と激怒されるまで支持率が低下(笑)。
これは浩雲の性格も含めてということだと思いますが、個人的に面白かったシーンです(2話参照)。
筆者は来来キョンシーズをリアルタイムで見ていた世代。
当時の来来キョンシーズファンは、チビクロ派とトンボ派で分かれていましたが、個人的にはキャラクター的にトンボ推しでした。
キョンシー映画のおすすめまとめ
ここまで、キョンシー映画を見る際のおすすめの順番をランキング形式で紹介してきました。
ランキングは筆者が主観で選んだものですが、この順番(ランキング)通りに見てもらえば、面白い作品を集中的に楽しめると思います。
なので、まずはこの6種類を視聴してみてください。
霊幻道士の2000年以降の作品は最後で良いかな…。
「とりあえずテンテンの出ている作品が見たい。」
という人(テンテンに興味がある人)は来来キョンシーズから見てみるのがおすすめです。
来来キョンシーズはストーリーがしっかり固まっていて分かりやすいので、1番見やすいと思います。
また、1話30分で全10話なので、休みの日に一気に視聴するには丁度いいボリュームです。
霊幻道士も幽幻道士(来来キョンシーズ)も動画視聴サービスで見れるので、初めて登録する人はお試し期間を使って無料で視聴することができます。
【おまけ】キョンシー映画を見るときに知っておくと役立つ知識
ここからは知っておくと、キョンシー映画がより楽しめる小ネタを紹介します。
チェックしておけばキョンシー映画がもっと楽しめますよ。
うろ覚えの部分もありますが参考までに。
キョンシーがぴょんぴょん飛び跳ねるのはなぜ?
キョンシーが常に腕を伸ばしていたり、ぴょんぴょん飛び跳ねて移動するのは、体が硬直して固まっているから。
例外はありますが、亡くなって体が硬直しているので関節が曲がらないという設定があります。
キョンシー隊を連れて歩いているのは何のため?
道士がキョンシーを引き連れて歩いているのは出稼ぎ先で亡くなった人を故郷に送り届けるため。
キョンシー隊を引き連れている道士は亡くなった人に法術をかけて、自分で動けるようにしている訳ですね。
言ってみればキョンシー隊が引き連れているのは人工のキョンシー。
道士の仕事の1つだと理解しておくと分かりやすいです。
キョンシー退治に用いる道具は?
キョンシー退治に用いられる道具には、
- もち米
- 鳥の血
- お札
- 桃剣
- 銭剣
- 八卦鏡
などがあります。
この中で一番有名で分かりやすいのはお札ですね。
お札をキョンシーの額に貼れば動けなくなり、自分の額に貼るとキョンシーが手出しできなくなります。
ちなみに、キョンシーの存在を本気で信じていた子供の頃は、お札を書ける友達はクラスの中で大人気でした。
キョンシーが来たら息を止めるのはなぜ?
キョンシーは目が見えないので呼吸で相手の場所を察知しています(例外あり)。
そのため息を止めることで、自分の場所がキョンシーにバレないようになります。
この事を知った当時の子供はみんな息止めの練習をしていました(笑)
テレビを見ながら登場人物と同じタイミングで息を止めて、自分だったら助かるかどうかをチェックしてた人も多いと思いますww
キョンシーの強さは何によって決まるの?
基本的に強い恨みや怒りを持ったまま亡くなった人がキョンシー化します(天然キョンシー)。
なので、この思いの強さでキョンシーの力も変わってきます。
また、生前にカンフーの達人であるなど、体術に優れていた人はキョンシーになっても強いままです。
あとは生きている時に地位が高かった人は、お札が効かなかったり目が見えるなど、通常のキョンシーとは違った能力を持つことがあります。
他にも人を襲うたびに狂暴化し、空を飛んだり、ビームを出すなどの特殊な能力が使えるようになるキョンシーもいます。
キョンシーに噛まれたらどうなるの?
キョンシーに噛まれたり爪で刺されたりした場合は、もち米などで解毒しないと、その人もキョンシーになるります。
もち米にはキョンシーの毒を吸い取る効果があるという設定なので、キョンシー映画の中では、噛まれた人がもち米のお風呂に入っているシーンがあります。
お札にはなんて書いてあるの?
キョンシーの動きを止めるお札は、黄色い紙に鶏の血で文字が書かれています。
そして、お札に書いてある文字には色々なものがあり、霊幻道士と幽幻道士でデザインも異なります。
もっとも有名なお札に書いてあるのは「勅命 陏身保命」という文字。
勅命というのは天の命令という意味で、ざっくりと訳すと「わが命令に従え」みたいな感じですね(推測)。
道士ってどんな職業なの?
道士というのは中国の道教の教えに従った活動をする人のこと。
キョンシー映画の中では色々な法術を使ったり、風水に精通していたり、キョンシー退治で賞金を稼ぐなど、色々なタイプの道士が登場します。
ちなみに仙人は道士よりも上の存在。
そのため、来来キョンシーズに登場する仙人ジジ助は金じいさんより格上ということになります。
キョンシー映画の生みの親は誰?
キョンシー映画の生みの親はサモ・ハン・キンポーという人。
映画監督でもあり俳優でもあるので、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどとの競演もある人です。
サモ・ハン・キンポーが監督して作ったホラー映画が霊幻道士へと続いていきます。
緊急事態なのに散髪?
霊幻道士1では、メチャクチャ緊迫した事態なのにラム道士が散髪してさっぱりした姿で登場するシーンがあります(笑)。
おそらく撮影した時期や編集の関係で、急に髪が短くなったように見えるだけなのですが、「緊急事態なのに何で散髪なんかしてるの?」と突っ込みたくなるシーンがあるので探してみてください。
他にも投げ捨てたもち米がかごの中に戻っていたり、いつの間にかキョンシーの手が縛られているという撮影ミスのシーンもあります。
テンテンとスイカ頭の関係
知っている人も多いですが、テンテンとスイカ頭は実の兄弟。
スイカ頭は現在も台湾でイケメン俳優として活躍しています。
テンテン役のシャドウ・リュウさんは、小さい頃は霊感があり、撮影現場にキョンシーに混じっている本物の幽霊の姿もよく見ていたそうです。
フルメタルキョンシーって何?
フルメタルキョンシーは皇帝の身辺警護をしていた兵士のキョンシー。
そのため戦闘力が高くて身に着けている衣装も豪華です。
タコ壺フィフィーの秘密
来来キョンシーズに登場するタコ壺フィフィー。
実は2人の子役が演じているので、回によって顔が違います。
演じているのはチビクロ役で登場した安安と、シシ丸役で登場した褚修身。
海賊キョンシーと闘った時は安安で、仙人ジジ助と闘ったり、バンボロキョンシーと一緒に自爆した時は褚修身が演じていました。
キョンシー豆知識のまとめ
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